【年8万節約!】格安SIM乗り換え検討の方に贈るタイプ別徹底解説
みなさんお正月はいかがお過ごしでしょうか?
久しぶりに家族親戚で集まっている方も多いと思います。
こんな時こそ!スマホの料金プランを見直しませんか?
我が家はもともと安かったのですが、4人で年10万円浮きました!
格安SIMとは
みなさんがお使いのスマホには、SIMカードという小さいICチップが挿入されています。
このSIMカードは、通話や通信をするために必要で、毎月お金を払って契約している料金プランの情報が書き込まれています。
何気なくdocomo・au・SoftBankといった大手通信キャリア(MNO)で”スマホ”と”通信”を一緒に契約している方が多いと思われますが、実は別々で契約することができるんです。
お使いのスマホはそのままで毎月の通話料・通信料をグッと下げることができますよ。
方法は簡単、いままではdocomo・au・SoftBankのような大手通信キャリア(MNO)と契約していた料金プランを、格安通信キャリア(MVNO)の発行するSIMに切り替えるだけです。
格安SIMは大手通信キャリア(MNO)3社の通信帯域を借りて通信しています。
例えば、いまdocomo(MNO)を使っているとしましょう。
乗り換え先をmineo(MVNO)とした場合、いままではdocomoから直接ユーザーに割かれている青色ルートの帯域を使って通信していたのが、mineoに分け与えられた黄色のルートを通り、利用者に通信が届けられます。
このmineo(MVNO)と言うのは、docomoからすると大口契約のお客様であり、その契約を利用者みんなに安く分けてくれるのが格安SIMというわけです。
ですので、通勤ラッシュ時やお昼時などの最混雑時は、docomo回線そのものが混雑して優先順位の引き下げが行われるため、少し遅くなったりするデメリットはあります。
格安SIMでも大丈夫な理由
格安通信キャリアの発行する格安SIMに切り替えても、お使いの電話番号はそのまま、通信可能容量も変わらない、格安SIMはdocomo・au・SoftBankの電波網を借りているだけなので、通信可能範囲も変わりません。
格安SIMの通信の仕組みをご覧ください。
インターネットから青色ルートで通信しているのが、docomo・au・SoftBankです。
インターネットから緑色ルートで通信しているのが、格安SIMです。
結局のところ、基地局も回線も全てdocomo・au・SoftBankの3社に借りているので、範囲が狭くなったり通信品質が下がったりといったことは起こりません。
替える前に注意しておきたいこと
キャリアメールアドレスが使えない
といったキャリアのメールアドレスは使えなくなります。
以下のようなWebサービスのメールは継続して利用することができます。
手厚いサポートは受けられない
格安SIMでは、通信は通信、端末は端末といった考え方が基本です。
docomo・au・SoftBankのように、スマホとセットで契約するわけではないので、2年縛りなどはありません。
好きなタイミングで携帯を変えることができる代わり、故障した際や困った際は自力で解決する必要が出てくるでしょう。
iPhoneであればAppleが修理の対応をしてくれますし、AndroidもSIMフリーとして販売されているモデルであれば、一応修理は受け付けてくれます。
混雑時の通信速度低下の可能性
上でも説明した通り、帯域を借りて利用者に通信を提供しているため、最も混雑している通勤ラッシュ時やお昼時の通信速度低下はある程度諦める必要があります。
テキストベースの記事なら快適に読み込めますので、動画を見たりSNSをバリバリ使う人でなければそこまで気にしなくても問題ありません。
テザリングが使えない機種も
テザリングは、携帯回線を使ってスマホをWi-Fiのアクセスポイントにしてくれる優れた機能です。
しかし、格安SIMの場合うまく動作しない機種もあります。
docomoで使っていたAndroidをテザリングしようとすると、APNと呼ばれる通信するためのプロファイルが自動的に切り替わってしまい、格安SIMでの通信ができなくなりテザリングは使えません。
逆にauだとiPhoneのテザリングができませんので、いまお使いのスマホが乗り換え検討している格安SIMでテザリングできるか確認して見てください。
SIMフリーiPhoneやSIMフリーAndroidであれば問題なくテザリングが可能です。
支払いがクレジットカードだけ
格安SIMの種類によっては、支払いにクレジットカードが必須となります。
クレジットカードでの支払いに抵抗がある方や、用意できない方、未成年の方などは乗り換え検討先の支払い方法を確認して見てください。
LINE年齢確認がほぼ不可能
LINEが発行する格安SIM、LINEモバイル以外では、年齢確認が認証できず、ID検索での友達追加が不可能となります。
パソコン版LINEからはできたり、抜け道は一応あるようですが、格安SIMに切り替える前に要確認です。
ふるふる機能やQRコードでの友達追加は全く問題ありません。
では実際に、タイプ別でオススメの格安SIMをご紹介いたします!
通信の速さを求めるなら
UQ モバイル
圧倒的な通信速度を誇るUQmobile!
全時間帯通して20Mbpsのダウンロード速度を叩き出していたり、普通の大手通信キャリア(MNO)と遜色ないスピードでの通信が可能です。
こちらが5分以内の通話無料のおしゃべりプラン
こちらが60分〜180分の無料通話分が用意されているぴったりプラン
docomoのプランがないので、docomoスマホでは契約できないのが残念です。
SIMフリースマホなら可能ですので、今から乗り換える方は第一候補で検討すると、今までと遜色なく価格を抑えられますよ。
リンク↓
マイネオ
au・docomoどちらの回線も利用でき、 フリータンク制度やマイネ王などユーザーフレンドリーな格安SIMです。
お昼時以外は通信速度が良好で、データ容量を使い切ってしまった後の通信制限中も比較的高速通信が可能です。
価格が安めで安定した格安SIMがいい人は、現状mineo一択となります。
500MBと3GBの価格差がたったの200円、3GBと6GBの価格差は680円と大きめです。
フリータンクを活用すると、足りない月は1GBまでもらうことができます。
反対に余った月はフリータンクに戻すことで、助け合うというのがmineoのポリシーです。
友達や家族ともパケットシェアができるので、3GBで十分かもしれませんね。
動画やSNSを楽しみたいなら
BIGLOBE モバイル
動画や音楽が大好きな人に嬉しいエンタメカウントフリー!
家族でのシェアプランもあるので、検討するには外せない格安SIMです。
エンタメフリーオプションは、3GBから選択可能で、月+480円です。
3GBプランでエンタメフリーを選択すると2,080円、6GBプランだと2,150円なので、動画や音楽がメインの人は嬉しい選択肢ですね。
対象サービス
Youtube、AbemaTV、U-NEXT、Youtube Kids
Google Play Music、Apple Music、Spotify、AWA、Amazon Music、Radiko.jp
BIGLOBE モバイルでは、家族でデータ容量を分け合うことも可能です。
家族4人がみんな動画や音楽メインの使い方なら、もうBIGLOBE モバイル一択になります。
例えば最安の主回線で1,600円の3GBプランを契約して、小回線3つはシェアSIMカード(音声)を900円×3の2,700円で契約します。
さらに、エンタメフリーを4人分480円×4の1,920円で契約します。
主回線3GB(1,600円)+シェア(2,700円)+エンタメ(1,920円)=6,220円
主回線を6GBにしても6,770円、12GBでも8,020円です。
4人家族の平均的な通信料は月32,000円!
いま一度自身の使い方を振り返ってみてください。
LINE モバイル
いまや使っていない人の方が珍しいほど普及しているLINEが提供する格安SIM!
SNSカウントフリーが込みでこの価格ですので、かなり安いです。
LINE モバイル独自の機能として格安SIMの弱点のLINE ID検索が可能なので、お年頃のお子さんをお持ちの方も気にせず選択できます。
些細なことですが、ID検索が出来ないがために友達との違いで劣等感を抱いたり、機会損失が生まれたり、お年頃の特に女子たちは難しいものです。
家族バラバラの格安SIMでも別に何の問題もありませんので、お子さんだけLINE もモバイルにして他はUQ モバイルやBIGLOBE モバイルなどお好きなものを選択するのもオススメです。
標準サービスのコミュニケーションフリー対象サービスは以下の通りです。
毎日のように使っていると、TwitterやInstagramなどの画像を多用するSNSは普通に数GB消費してしまいます。
Wi-Fiを気にせずSNSが楽しめるので、若い方にオススメの格安SIMです。
祖父母が使う・二台持ちなら
nuro 0sim
基本料0円のnuro モバイル!
500MBまでの通信には一切請求がなく、2台持ちや小さいお子さん、お年寄りの方へは個人的にかなりオススメの格安SIMです。
500MBを超えた瞬間から、100MBごとに100円加算されます。
こちらはデータ専用SIMの価格ですが、+700円の音声通話SIMもご用意があります。
999MBまでは500円、1999MBまでは1,500円、2GB〜5GBまでは料金固定の1,600円といった料金形態を取っています。
2台目として、予備としてであれば、基本500MBは超えませんし、超えたとしても1,600円以上かからないのは安心です。
ガラケーでうっかりネットに繋いでしまうと7000円くらい行きますし、どんなに使ってもデータ専用プランで1,600円、音声通話プランで2,300円は安いですよね!
ぜひあまり使わない層の方にスマホを持たせる機会として検討してみてはいかがでしょうか?
最後に
いかがでしょうか、格安SIMについて少しは理解いただけましたでしょうか?
みんなが集まるタイミングで参考にしていただきたく、このタイミングで記事にしました!
ぜひお乗り換えのきっかけとなっていただけますと幸いです。