【所有欲からの解放】満たされない見栄に囚われがちな高級品を断捨離
みなさんは何にお金を使うのが幸せですか?
物を買うのが幸せという人、物に買わされていませんか?
周りに自慢したい、高いものが欲しい、でも全然満たされない。
所有欲に支配されがちなものを整理して、本当に必要かどうか考え直してみましょう
腕時計
贅沢品の代表とされる腕時計。
機械式は美しさや緻密さに惚れ惚れとしますが、それ一個持つとどれだけ維持費がかかるか理解して買ってますか?
機械式腕時計は数年おきにオーバーホールの必要も出てくる上、数万も払ってメンテナンスするのに時計はすぐ狂います。
ロレックスは資産価値が高いので保有する価値もありますが、それ以外はリセールバリューが低いものがほとんどなので、ほかにお金をかけるべき事がないかよく考えましょう。
自動車
こちらも時計に並ぶ贅沢品です。
車が趣味だという人、車が無いとコンビニすらいけないという人以外は、ハッキリ言ってコスパ最悪です。
車一台保有すると乗り終えるまでに1000万、2台あるなら2000万、子供が成人するまでの20年間で車2台分4000万消費しているわけです。
その分子どもの学費に充ててあげたり、タクシーやレンタカーを賢く利用したり、他の趣味に割いたり。
ぜひ考え方を改めるきっかけとなっていただけると嬉しいです。
高級万年筆
一人前の社会人として高級万年筆は持っておけだなんて固定観念で、メンテナンスの知識もないのに高いものを買ってしまう人多いですよね。
”高いものを買うと長く使える”その通りですが、”だからコスパがいい”は違います。
万年筆などの文房具は、いつ壊れるかわかりませんので、いくら500万文字、1000万文字の耐久性があったとしても、あてにできません。
そもそも普段持ち歩くものに20年、30年の耐久性を期待するのが酷です。
最初はボールペンよりもトータルコストは安いからお得だね、だなんて喜んでしまいがちですが、その万年筆の書き心地に飽きたり、壊れたり、使い道がなくなったり。
先を見越してというのはなかなか難しいので、その場その場で必要なものを利用する方が賢いライフスタイルです。
ブランド服
服は消耗品として割り切りましょう。
いくら大金をはたいても、2,3年後には流行らなくなり、全く着ることもなくクローゼット行きかも。
汚れたらクリーニングに出すかもしれませんが、汚れるたび落ち込むのも疲れます。
それに、高い服はなんとなく着るのに気を遣い、結局出番がほとんどなかったり、買ったのに似合わないと思って着るのをやめたり、同じような格好に飽きたり。
流行り廃りのないコートやマフラーなどはいいかもしれません。
でも、汚れやすいシャツやパンツに高いお金をかけても、結局は安物と同じように消耗品に成り下がってしまいます。
ブランドバック
買ったが最後のバック、たくさん眠っていませんか?
ブランドバックはなぜか店に並んでいると魅力的なのに、家に持ち帰ると出番がなくなります。
高いから持ち歩けないという理由で全く使わなくなったり、普段の格好に合わないから持てないという理由で人目に触れることすらなくなったり。
結局、所有欲だけは満たせますが、15万払っても20万払ってもクローゼットの中。
劣化もしますし、使われていないバックもかわいそう。
パーティーや冠婚葬祭、デイユース、デート、女性はバックの使い分けが大変だと思います。
でもそのブランドバックは人生で何日間必要でしょうか?買うなら借りましょう。
ゴルフクラブ
ゴルフが趣味の方もいると思います。
素敵な趣味ですが、出費はかさみがち。
ビジネスでのお付き合いもあると思いますが、そんなに何本も必要ですか?
そんなに高いものじゃないとスコアが出ませんか?そもそも所有する必要があるのでしょうか?
趣味性の強いゴルフですが、ハマると生活を食いつぶしてしまうことも。
何でもかんでも高いものを買っても上達するわけじゃありません。
一度考えてみましょう。
宝石・貴金属類
そろそろ言われなくても分かってるよという声が聞こえてきそうですが、高級アクセサリー類も見栄で買っていませんか?
確かにお店で見ると美しく見えるのですが、バッグと同じで家に帰ってみるとそうでもなかったり。
それに、使いどきが困るものが多くないですか?
例えば、金属アレルギーだから純金のネックレスを買うとか、明確な理由があるならいい買い物だと思います。
でも、みんなに自慢したいからとか、高いものを買うと自信がつくからとか、所有欲にとらわれすぎて冷静に考えられなかったり。
”高いものを買う”と、”いいものを買う”は違います。
所有欲から解放されて、身軽で充実した生活に変えていきましょう!