いまさら聞けない?ANAマイル最強効率のソラチカルートを徹底解説
皆さんはどちらのマイルを貯めてますか?
今回紹介するマイルはANA限定になります。
まだマイレージプログラムをよく理解していない方は、こちらをお読みください。
JCBと東京メトロが発行する ANA To Me CARD、通称ソラチカカードですが、飛行機に乗らずにマイルを貯めまくる陸マイラーには必需品となります。
普段の買い物や食事、贅沢品を買うときにワンステップ手順を踏むだけで、年に何度も海外旅行できるほどマイルを貯めている方たちがいるのが事実です。
あぁ、クレジットカードのポイントね?
と思う方もいるかもしれませんが、ちょっと違います。
あくまで決済用カードではなく、経由点としての認識です。
ですのでお気に入りのカードをお持ちの方でも、このソラチカカードはきっと実力を発揮してくれるでしょう。
ソラチカカードの魅力的な機能
ソラチカカードを持つ理由の大部分は、メトロポイントの存在です。
もちろん無類のメトロ好きの方や、券面がカッコいいからという理由で作った方もいるかもしれません。
メトロポイントはそれだけでは意味を持ちませんが、ポイントサイトからの交換先としては絶大な人気を誇っています。
ここではソラチカカードの持つ最強の機能、メトロポイントの仕組みだけ解説させていただきます。
ちなみに10万ANAマイルで、ロンドン・パリへのハイシーズンのビジネスクラス往復特典航空券に交換できます。
ということで、現実的かつ夢のある10万マイルを基準に、
10万ANAマイルに必要な"金額"を比較
ANA一般カードで決済する
このカードで10万マイル貯めるには、2000万の決済が必要になります。
2000万 × 還元率0.5% = 100,000マイル 出費:2000万
ANA運航の飛行機に乗りまくる
東京〜パリの往復で10万マイル貯めるには、加算率100%のチケットで8往復。閑散期でも往復12万はかかるため、100万以上の出費。
6,194マイル × 8往復 x 積算率100% = 99,104マイル 出費:100万
メトロポイントでANAマイルに換える
メトロポイントからANAマイルへの変換率は90%。11万〜相当。
メトロ111,112ポイント x 変換率90% = 100,000マイル 単純計算:11万〜
差が歴然です。カードで貯めるのはもちろんのこと、出張族でもなかなか10万マイルは貯められないということを理解していただけたと思います。
では、メトロポイントはどうやって貯めるのかを解説していきたいと思います。
メトロポイントの貯め方
- クレジットカードのポイントを交換
- 東京メトロに乗車
- ポイントサイト経由
この3つが主な方法となりますが、10万マイル貯めるにはポイントサイトの活用が必須です。
ポイントサイトはどこを使うか
メトロポイントはあくまで経由点としてご理解いただけたと思いますので、実際にポイントサイトの広告案件を例に挙げてご案内したいと思います。
高額案件を活用する : モッピー
カード案件など業界高水準で、まず初めに登録したいポイントサイトです。
このカードを発行するだけで10,000メトロポイント = 9,000マイル
これ以外に保険料相談案件やアプリインストール、無料会員登録などもあり、年に35,000マイルくらいなら余裕で貯められそうです。
高還元率のサービスを利用する : ハピタス
こちらもモッピーと並ぶ業界最高水準のポイントサイトです。ミニゲームなどの無駄な機能がなく、還元率の高さだけに注力してくれている信頼のあるサイトです。
ハピタス堂書店で10,000円 = 700ポイント = 630マイル
ホテルズコムで50,000円 = 3250ポイント = 2,925マイル
家族の本をすべてハピタス堂書店経由で買ったり、友達との旅行でホテルズコムを経由したりすると、意外と簡単に貯まっていきます。
ちなみにANAマイルは東京〜札幌、東京〜鹿児島の片道の特典交換券に5000マイルから交換できます。
78,000円分ホテルを利用するだけで札幌や鹿児島に行けるだけのマイルが貯まるのってすごいですよね。
ヤフー・楽天で100,000円 = 1000ポイント = 900マイル
百貨店系通販で100,000円 = 5000ポイント = 4,500マイル
通販をよく利用する方だとあっという間に貯まっていきそうですね。年30,000マイルは狙えるのでないでしょうか。
食事をする : ちょびリッチ
こちらは食事のモニターとしてポイントを貯める方法です。
あらかじめ応募して当選する必要がありますが、食事をした後に5分ほどのアンケートに答えて送信するだけで、謝礼としてポイントがもらえます。
ちょびリッチでは10,000ポイントが5,000円相当で、2人以上で行けばタダでご飯が食べられる計算になります。そのまま現金にしてしまっても良いですし、価値の高いマイルに変えるとすると、
食事で10,000ポイント = 4,500マイル
この調子だと年に5,6回利用できれば、27,000マイル貯まります。
100%還元の商品を買う : ポイントタウン
最後に100%還元案件の利用ですが、昔に比べるとあまり数が出ていないのであてにしないほうが良いと思います。
ポイントタウンは20ポイント=1円なので、表示されている桁に驚くものの意外と拍子抜けしてしまいます。
商品購入で35,000ポイント = 1,575マイル
極端に考えますと100%還元の案件がある限り、1000円払って900マイルを買うといった感覚で利用できます。
とはいえ、いらないものを買ってもしょうがないので、良いものがあったらラッキー程度に考えておきましょう。年10,000マイルくらいは貯まりそうです。
以上4種類の貯め方をご紹介いたしましたが、この時点で102,000マイル貯まってます!
もちろん案件の状況や個人差で前後するとは思いますが、普段の生活を大きく変えることなくここまでマイルが貯まることを考えると、黙っていられないですよね。
なぜソラチカカードじゃないとダメなのか
ここまで書きなぐって参りましたが、普通にANAマイルに交換できる手段なんて他にあるんじゃないの?と感じる方もいると思います。
その答えは、交換率にあります。
Tポイントやnanacoなどのルート
馴染みのあるポイントなので手を出しやすいかもしれませんが、100P=50マイルにしかなりません。
また、ポイントサイトから直接ANAマイルへの交換もできるのですが、それも50%の交換率がほとんどです。
手間が変わらないのに還元率が40%も変わってくると、流石に無視できるレベルではありませんね。
先ほど紹介したポイントサイトで貯めたポイントを便宜的にハピタスのポイントに同率で変換してこちらのルートで交換すると、56,500マイルになってしまいます。
ソラチカルート
こちらでは100P=90マイルで交換可能です。
上述のルートの1.8倍の交換率を実現できるのは、このソラチカルートのメトロポイントだけです。
ですので、本気で陸マイラーを目指すなら、真っ先にソラチカカードを発行してください。
クレジットカードというものはいつ発行終了するか分かりませんので、動き出すならなるべく早めの方がいいと思います
クレジットカードのルート
説明の必要はないと思いますが、もう一度紹介します。
クレジットカードの支払いで貯まったポイントをマイルに移行したとすると、還元率0.5〜1.0%がほとんどです。
一部年会費が数万する高還元率なカードもありますが、フライトマイラーの方なら付加価値は高いものの、飛行機を利用しない陸マイラーにはお勧めできません。
ANAマイルへの交換の手順
上の画像でお気づきかもしれませんが、ANAマイルへの交換には4つの段階があります。
まだ登録がお済みでない方は、こちらから登録いただくと寸志程度のポイントがもらえると思います。
励みになりますので、よろしくお願いします。
1 ポイントサイトで貯める
先ほど挙げたポイントサイト、もしくは好みのサイトを見つけて徹底的に貯めてください。
2 .moneyかPeXに交換する (x1.0)
手数料はかかりません。ここはただの通過点として考えましょう。
.money 1P = 1円
PeX 10P = 1円
3 メトロポイントに交換する (x1.0)
お次は先ほどの.moneyかPeXからメトロポイントへの交換となります。
交換申請は15日締め、翌月11日頃の加算となりますため、慣れてきたらこのスケジュールを頭に入れておきましょう。
4 ANAマイルに交換する (x0.9)
最後にANAマイルへの交換となります。
交換申請は15日締め、翌月5〜10日頃だったはずが、最近月末でも翌月に振り込まれているという声が挙がっており、多少遅れても大丈夫なようです。
また、メトロポイントからの月間の移行上限は20,000P = 18,000マイルです。
必要な時に一気に交換といった手段はありませんので、コツコツ心がけましょう。
全体の流れ
発行手順
すみません、疲れてきたので公式サイトを貼っておきます。
最後に
ソラチカルート、ご理解いただけたでしょうか。
このカードさえ持ってしまえば、あとはみなさんの活動次第でビジネスクラスでヨーロッパ往復も可能ですし、ハワイだって行けちゃいます。
大切なのは、ポイントやマイルにとらわれすぎないこと。
意識しすぎると疲れるので、生活スタイルの一部として賢く取り入れて行けば、きっと素敵な旅行が待ってます。
また、陸マイラーのライフラインであるソラチカカードを存続させるために、死蔵はやめてください。
信用も傷つきますので、年に数万ほどでいいので決済にも利用するよう心がけましょう。